マイクロソフトは、MS03-023/MS03-025/MS03-029/MS03-034の各修正プログラムにおいて、サポート終了としてこれまで適用対象としていなかったWindows
NT Workstation 4.0 SP6aとWindows 2000 SP2に対して、これらの修正プログラムを適用可能にしたことを明らかにしました。MS03-023/MS03-025/MS03-029/MS03-034の修正プログラムがリリースされた時点において、マイクロソフトのライフサイクル・ポリシーにより、Windows
NT Workstation 4.0 SP6aとWindows 2000 SP2のサポートが終了していました。その後、Windows NT Workstation
4.0 SP6aとWindows 2000 SP2のサポートが延長されることになり、Windows NT Workstation 4.0 SP6aとWindows
2000 SP2の修正プログラムの提供が再開されました。
しかしMS03-023/MS03-025/MS03-029/MS03-034の各修正プログラムについては、Windows NT Workstation
4.0 SP6aとWindows 2000 SP2の正式なサポートが見送られたままとなっていました。今回、正式にサポートが追加されてことから、これらに対する修正プログラムの提供が開始されました。ただしMS03-023を除き、修正プログラムを入手するには「マイクロソフト製品サポートサービス」に連絡する必要があります。MS03-023については、既存のWindows
2000 SP3/4 用およびWindows NT Server 4.0用の各修正プログラムが、それぞれWindows 2000 SP2およびWindows
NT Workstation 4.0に適用できるとのことです。
・TechNetセキュリティ MS03-023(HTML コンバータのバッファ オーバーランにより、コードが実行される):[Windows NT Workstation
4.0 SP6a][Windows 2000 SP2]
http://www.microsoft.com/japan/technet/security/bulletin/ms03-023.asp
・TechNetセキュリティ MS03-025(ユーティリティ マネージャによる Windows メッセージ処理の問題により、権限が昇格する):[Windows
2000 SP2]
http://www.microsoft.com/japan/technet/security/bulletin/ms03-025.asp
・TechNetセキュリティ MS03-029(Windows の機能の問題により、サービス拒否が起こる):[Windows NT Workstation
4.0 SP6a]
http://www.microsoft.com/japan/technet/security/bulletin/ms03-029.asp
・TechNetセキュリティ MS03-034(NetBIOS の問題により、情報が漏えいする):[Windows NT Workstation 4.0
SP6a][Windows 2000 SP2]
http://www.microsoft.com/japan/technet/security/bulletin/ms03-034.asp
・マイクロソフト製品サポートサービス:
http://go.microsoft.com/fwlink/?LinkId=21343&clcid=0x411
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