■［UE 6.1］管理対象コンピュータをグループ分けする方法
　UpdateEXPERT 6.1は、新たに管理対象コンピュータをグループ分けして管理できる「グループ」機能がサポートされた。UpdateEXPERT 5.1では、［ネットワーク］ペインの一覧で表示されるコンピュータ名から適用したいコンピュータを選択するしかなかった。そのため、例えばWindows 2000 SP4のコンピュータ全部に対して修正プログラムを適用する場合、コンピュータ名の一覧からWindows 2000 SP4がインストールされている管理対象コンピュータを選択していく必要があった。UpdateEXPERT 6.1では、［ネットワーク］ペインに「グループ」というエントリが追加されており、ここに任意の名前で管理対象コンピュータの論理グループが作成できるようになった。具体的には、以下の手順でグループを追加する。

1. ［ネットワーク］ペインの［グループ］を右クリックし、メニューから［グループの追加］を選択する。
2. ［グループの追加］ダイアログでグループの「名前」と「説明」を入力し、［OK］ボタンをクリックする。
3. ［ネットワーク］ペインの［グループ］の下に2.で作成したグループの「名前」が表示されるので、その名前を右クリックし、メニューから［コンピュータの追加］を選択する。
4. ［コンピュータの選択］ダイアログの［ネットワーク］でコンピュータ名を選択し、［追加］ボタンで、［コンピュータ］に追加する。［コンピュータ］から削除する場合は、［コンピュータ］でコンピュータ名を選択し、［削除］ボタンをクリックする。［OK］ボタンをクリックすると、選択したコンピュータがグループに追加される。

　グループの下にグループを追加することも可能なので、OSごとにグループを作り、その下に部署ごとのグループを作成して、コンピュータを追加していく、といった使い方も可能だ。