■[UE 6.1]「16 ビット MS-DOS サブシステム」エラーの原因と解決方法
UpdateEXPERTから修正プログラムを適用すると、管理対象コンピュータで「16 ビット MS-DOS サブシステム」エラーが表示されることがある。これは、何らかの理由によりマスター
エージェントが修正プログラムのダウンロードに失敗することが原因で起きる。この場合、ダウンロードされた修正プログラムのファイル・サイズは数Kbytesから数十Kbytesと、本来の修正プログラムのサイズよりも小さいことが多い。
こうしたエラーは、プロキシ・サーバやファイアウォールに設置されているウイルス対策ソフトウェアによって、ファイルのダウンロードに大幅な遅延が起こることが原因である。つまり、ファイルのダウンロードが正常に行えるようにすれば、エラーを回避できるわけだ。そのためにはプロキシやウイルス対策ソフトウェアの設定を変更し、マイクロソフトおよびアップデートテクノロジーの以下のサイトをキャッシュやリアルタイム・スキャンの対象から外せばよい。
download.jp.microsoft.com
download.microsoft.com
download.windowsupdate.com
www.download.windowsupdate.com
www.updatecorp.co.jp |
こうした設定が難しい場合、修正プログラムのダウンロード専用のインターネット回線を用意するといった方法もある。
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