■[UE 6.1]修正プログラムが多くのフォルダを作成して適用に失敗する場合の解消方法
UpdateEXPERTから管理対象コンピュータに修正プログラムの適用を行うと、管理対象コンピュータ上に16進数名のフォルダが多く作成されて適用に失敗するケースがある。場合によってはコンピュータの起動時に「NTLDR
is missing」と表示されて、正常にWindows OSが起動しなくなることもある。
これは、適用を実行するアカウントに対して、管理対象コンピュータのハードディスクへのアクセス許可(ファイルの作成/データの書き込み/フォルダの作成/データの追加など)
を制限している場合に発生する。修正プログラムが適用作業を実行する際に、フォルダへのアクセス拒否などにより、別のフォルダの作成を再試行し続け、非常に多くのフォルダが作成されることになる。その結果、修正プログラムの適用に失敗する。
NTFSによるアクセス許可の変更や何らかのセキュリティ製品によって、ファイルやフォルダへのアクセス許可を制限している場合、上記のような症状が発生する。この症状を解消するためには、ローカル・システム・アカウントおよびUpdateEXPERTから修正プログラムを適用する際に利用するユーザー・アカウントに対するアクセス許可の制限を解除すればよい。
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