■[UE 6.1]修正プログラム適用後に終了コード「0x00000bc2」または「3010」のエラーが発生した場合の対処方法
UpdateEXPERTで修正プログラムを適用後、管理対象コンピュータに対してクエリを実行すると、[ネットワークペイン]に[インストールに失敗しました]ことを示すアイコンが表示されることがある。このとき、[ネットワーク]−[展開ステータス]
メニューを選択し、[展開ステータス]ダイアログを開くと、適用した修正プログラム名の「エラー」列に、終了コード「0x00000bc2」または「3010」のエラーが返って来たことを示すメッセージが表示されていることがある。
このエラーは、修正プログラム自身が返しているもので、適用を完了させるにはWindowsの再起動を行う必要がある旨を示している。[インストール ウィザード]で[再起動]オプションがデフォルトでオフになっている修正プログラムを適用すると、このエラーが発生する場合がある。
修正プログラムの適用後に管理対象コンピュータで一度も再起動を行っていない場合は、ほかの修正プログラムの適用がまったくスケジュールされていないことを確認してから、再起動を実行することで、修正プログラムの適用を完了させることが可能だ。コンソールの[ネットワーク]ペインで管理対象コンピュータを選択し、右クリックで[再起動]メニューを選択することで、管理対象コンピュータをリモートで再起動できる。
その後、[展開ステータス]ダイアログから、「0x00000bc2」または「3010」のエラーが表示されている行を選択し、[オプション]−[ジョブの削除]コマンドを実行すると、コンピュータ・アイコンが通常の状態に戻るはずだ。あとはクエリを実行して、エラーが発生した修正プログラムのインストール
ステータス アイコンが点灯することを確認すればよい。
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