■[UE 6.1]Windows 2000でUpdateEXPERTを利用していると「レジストリの領域不足の警告」が表示される場合の対処方法
UpdateEXPERTでは、管理対象コンピュータの情報をマスター エージェント、コンソールのレジストリを利用して管理している。そのため、Windows
2000でマスター エージェントもしくはコンソールを運用している場合、レジストリ・サイズが小さいと、管理対象コンピュータの台数を増やすなどした際に「レジストリの領域不足の警告」が表示されることがある。なおWindows
XPとWindows Server 2003の場合、レジストリのサイズ制限がなくなったため、レジストリの領域不足は起こらない。
Windows 2000でレジストリの領域不足を解消するには、以下の手順でレジストリ・サイズを大きくすればよい。
- [マイ コンピュータ]アイコンを右クリックして、メニューから[プロパティ]を選択する。
- [システムのプロパティ]ダイアログの[詳細]タブをクリックする。
- 「パフォーマンス」の[パフォーマンス オプション]ボタンをクリックする。
- [パフォーマンス オプション]ダイアログの「仮想メモリ」内にある[変更]ボタンをクリックする。
- [仮想メモリ]ダイアログの「レジストリ サイズ」の「最大レジストリ サイズ」を適当な値(現在のレジストリ サイズの2倍から3倍)に変更する。この際、値を大きくすると、再起動が要求されることがある。その場合は、再起動を行う。
以上でレジストリ・サイズの制限が緩和される。これで「レジストリの領域不足の警告」が表示されなくなるはずだ。それでも表示される場合は、さらにサイズを大きくする必要がある。
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