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Windowsプラットフォーム向けHotFix情報サービス
HotFix Alert:2003/10/07日版

   
【登録日】2003/10/07
【更新日】2003/11/05
深刻度
1(緊急)
  2(重要)
  3(警告)
  4(注意)
対策
至急適用
再起動の必要性
あり
アンインストール
対象環境
サーバ
クライアント
セキュリティ情報
MS03-040(日本)
MS03-040(US)
サポート技術情報
よく寄せられる質問
セキュリティ情報
fq03-040
含まれる過去の修正
脆弱性識別番号
更新履歴
2003/10/04 セキュリティ情報ページを公開
MS03-040/828750
オブジェクト・タイプに関する新たな2つの脆弱性の修正を含む、Internet Explorerの累積的な修正プログラム
(Internet Explorer 用の累積的な修正プログラム)
 

対応策
 修正プログラムの適用作業を至急開始してください。
 
概要

 MS03-040は、新たに確認された以下の2つの脆弱性を解消します。また、Internet Explorer 5.01/5.5/6.0用にリリースされた過去の修正プログラムも含みます。

  • Internet Explorerがwindow.createPopup()関数によるポップアップ・ウインドウの呼び出し時に、Webサーバから返されたオブジェクト・タイプを適切に判断しないために発生する脆弱性
  • Internet ExplorerがXMLデータ接続を行っている間、Webサーバから返されたオブジェクト・タイプを適切に判断しないために発生する脆弱性

 この2つの脆弱性により、ユーザーのコンピュータ上で任意のプログラムが実行される可能性があります。攻撃者は、この脆弱性を悪用したWebサイトにユーザーを誘導することにより、ユーザーのコンピュータに対して攻撃を行うことが可能です。また、悪意のあるユーザーから送信されたHTML形式の電子メールによっても攻撃される危険性があります。

 オブジェクト・タイプの処理に対する脆弱性は、MS03-020とMS03-032で提供された修正プログラムですべて解消されたといわれていました。しかし修正プログラム提供後の2003年9月9日には、オブジェクト・タイプの処理に対する脆弱性が完全に解消されていないことが明らかになりました。MS03-040は、この不完全であったオブジェクト・タイプの処理を修正したものであるとしています。

 またMS03-040では、ダイナミックHTML(DHTML)の処理方法を変更し、制限ゾーン内でHTMLの生成を行うようにしました。これは、ダイナミックHTMLを利用して、上述の2つのいずれかの脆弱性を悪用する攻撃を行った場合、Internet Explorerの制限ゾーンではなく、インターネット・ゾーンのセキュリティ・コンテキストで攻撃者のプログラムが実行されてしまう危険性があったためです。今回の処理方法の変更により、ダイナミックHTMLを利用し、攻撃を行った場合においても、Internet Explorerの制限ゾーンのセキュリティ・コンテキストで実行されるため、危険性は緩和されます。

 オブジェクト・タイプに対する脆弱性に関しては、すでにいくつかの実証コード(エクスプロイト・コード → キーワード)が公開されており、これを悪用したワームも登場しています。またワームのような拡散能力はありませんが、MS03-040の脆弱性を悪用した「QHOSTS(キューホスツ)」と呼ばれるトロイの木馬が報告されています。QHOSTSは、TCP/IPの参照用DNSサーバの設定を別のDNSサーバに変更し、異なるWebサイトへ誘導するというものです。さらに危険性の高いワームの登場も予想されますので、至急修正プログラムの適用を行ってください。

■修正プログラム適用後の注意
 Windows 2000+Internet Explorer 5.01ならびにWindows NT 4.0/2000+Internet Explorer 5.5の環境では、再起動後に管理者権限でのログオンが必要です。再ログオンするまで適用は完了しません。

 また、MS03-004/MS03-015/MS03-020/MS03-032で提供された修正プログラムと同様、マイクロソフトの 「サポート技術情報:811630」から最新のHTMLヘルプ・コントロールのインストールが必要となります。最新のHTMLヘルプ・コントロールがインストールされていない場合、MS03-040の修正プログラムを適用することで、HTMLヘルプ機能が使用できなくなりますのでご注意ください。

・マイクロソフト サポート技術情報 811630:
http://support.microsoft.com/default.aspx?scid=kb;ja;811630

■Windows Media Playerの修正プログラムのインストールを推奨
 MS03-040では、「サポート技術情報:828026」のWindows Media Playerの修正プログラムも合わせて適用することを推奨しています。この修正プログラムは、ダイナミックHTMLの動作を悪用した攻撃によって、Windows Media PlayerによってURLが開かれることを防ぐものです。マイクロソフトでは、「セキュリティ修正プログラムではありません」としていますが、ほかの脆弱性と合わせた攻撃に悪用される危険性が高いものです。MS03-040の修正プログラムと合わせて適用を行ってください。

・マイクロソフト サポート技術情報 828026(Windows Media Playerのスクリプト・コマンドの更新):
http://support.microsoft.com/default.aspx?scid=kb;ja;828026(10月7日時点で英語)
 

キーワード

■Exploit code(エクスプロイト・コード)
 セキュリティ・ホールを攻撃するための小さなプログラム、またセキュリティ・ホールを実証するためのプログラムを「Exploit code」と呼びます。両者はまったく正反対の性格を持ちますが、セキュリティ・ホールを実証するために公開されたプログラムを改変することで、簡単にセキュリティ・ホールを悪用するためのプログラムが作れるようになるため、両者は表裏一体の関係といえます。

・セキュリティ用語:Exploit code(エクスプロイト・コード)
http://www.hotfix.jp/archives/word/2003/word03-13.html

 
DA Lab:HotFixテスティング・チームからのコメント

 修正プログラムは、UpdateEXPERTが管理対象とするすべての適用対象プラットフォームにおいて適用テストを通過しました。

■Content Type\application/htaの脆弱性も解消?
 MS03-032の修正プログラムで解消できていないオブジェクト・タイプに関する脆弱性には、「Content Type\application/hta」に対する処理がありました。この問題は、Internet Explorerが本来実行すべきでないオブジェクト・タイプ「.hta(HTMLアプリケーション)」のファイルを実行してしまうというものです。すでに多くのセキュリティ関連サイトにおいて実証コードが公開されており、この脆弱性を悪用したトロイの木馬も報告されています。

 MS03-040のドキュメントでは、この「Content Type\application/hta」に関する明確な記述がないため、この脆弱性が解消されているかどうかは不明です。ただ実証コードなどから類推するところ、MS03-040で新たに解消した「ポップアップ・ウインドウの呼び出し時……」が該当するものと思われます。実際、手元のいくつかの環境において、「Content Type\application/hta」に対する実証コードをMS03-040の修正プログラムの適用後に実行したところ、脆弱性が解消されていました。

■killbitの設定について
 MS03-040は、以下のファイルのkillbit(HTMLレンダリング・エンジンにより、ActiveXコントロールが読み込まれないようにするInternet Explorerのセキュリティ機能)を設定します。Killbitは、HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Internet Explorer\ActiveX Compatibility\CLSID値に示すレジストリ・キーの「Compatibility Flags」に対して「0x400(DWORD)」を設定することで有効になります。各ファイルのkillbitは、すでに下表のTechNetセキュリティ番号で示した修正プログラムによって設定しています。MS03-040は、これらの修正プログラムによってkillbitが設定されていない場合にのみ、killbitをセットします。

ファイル名 説明 CLSID値 セキュリティ番号
Hhctrl.ocx Microsoft HTML Help Control ADB880A6-D8FF-11CF-9377-00AA003B7A11 MS02-050
Plugin.ocx ActiveX plug-in control 06DD38D3-D187-11CF-A80D-00C04FD74AD8 MS03-015
XWeb.ocx DirectX Files Viewer control 970C7E08-05A7-11D0-89AA-00A0C9054129 MS02-066
BR549.dll Windows Report Control 167701E3-FDCF-11D0-A48E-006097C549FF MS03-032

■サポート技術情報 828026の修正プログラムは、MS03-021を含む?
 前述の「サポート技術情報:828026」の修正プログラムを適用すると、MS03-021のWindows Media Player 9用修正プログラムである「WindowsMedia9-KB819639-x86-JPN.exe」が適用できなくなります。適用しようとすると、「この更新は、Windows Media Player 9にのみ適用できます。Windows Media Player 9がインストールされていてもメッセージが表示される場合、お使いのバージョンにはすでにこの更新がインストールされています。」というエラーメッセージが表示され、修正プログラムが終了してしまいます。

 実際、WindowsMedia9-KB819639-x86-JPN.exe(MS03-021)が更新するファイルには、サポート技術情報:828026と同じwmp.dllです。ファイル・バージョンはMS03-021が9.0.0.3008で、サポート技術情報:828026が9.0.0.3075ですから、確かにWindowsMedia9-KB819639-x86-JPN.exeの方が古くなっています。このことから、サポート技術情報:828026の修正プログラムは、MS03-021を含むものと思われます。

 しかしマイクロソフトからは、10月6日時点でこの依存関係に関する情報は提供されていません。

 
追加情報(2003/11/05)
MS03-040の修正プログラムがWindows NT Workstation 4.0 SP6aとWindows 2000 SP2に対応

 10月29日、マイクロソフトは「TechNetセキュリティ情報:MS03-040(オブジェクト・タイプに関する新たな2つの脆弱性の修正を含む、Internet Explorerの累積的な修正プログラム)」が、Windows NT Workstation 4.0 SP6aとWindows 2000 SP2に対応したことを明らかにしました。MS03-040のリリース時点では、Windows NT Workstation 4.0 SP6aとWindows 2000 SP2のサポートが終了していたため、これらについては対応が行われませんでした。しかし、10月9日に発表したマイクロソフトの新しいセキュリティ施策により、Windows NT Workstation 4.0 SP6aとWindows 2000 SP2に対してセキュリティ関連のサポート延長が決定されました。今回の正式対応は、この施策に基づくものと思われます。なお、リリース済みの修正プログラム自体に変更はなく、サポート対象プラットフォームが変更されただけです。

 
追加情報(2003/10/15)
MS03-032/040の修正プログラム適用後、相対URLを使用したスクリプトでHTTP 404エラーが発生する

 Internet Explorer用の累積的な修正プログラムである「MS03-032」または「MS03-040」を適用すると、修正プログラムのバグにより、JavaScriptが正しく動作しなくなり、フレームやウィンドウで「HTTP 404 - ファイル未検出」のエラーが発生することが明らかになりました。これは、スクリプト実行における相対URLの評価を、これまでは呼び出し側のURLを基準にしていたものを、修正プログラムのバグにより、呼ばれた側のURLを基準とするように変更されてしまったためです。そのため、相対URLでアクセスしようとした先のコンテンツが見つからず、「HTTP 404」エラーが発生します。

 現在、この障害に対するInternet Explorer(IE) 6.0 SP1用の修正プログラムに限り、マイクロソフトの「サポート技術情報:827667」で提供されています。そのほかのIE 5.01 SP3/SP4、IE 5.5 SP2、IE 6.0 SP未適用に対する修正プログラムは提供されていません。そのため、現時点でこの問題を回避するには、Webサーバ側でJavaScriptの内容を修正し、絶対参照のURLに変更する必要があります。

・マイクロソフト サポート技術情報 827667([IE] Q822925またはQ828750を適用すると相対URLを使用したスクリプトでHTTP 404エラーが発生する):
http://support.microsoft.com/default.aspx?scid=kb;ja;827667

 なおこの修正プログラムは、MS03-032とMS03-040に対して有効です。ただし、「サポート技術情報:827667」の修正プログラムを適用後にMS03-040を適用した場合、「サポート技術情報:827667」の修正は無効になってしまうので、再度、「サポート技術情報:827667」の修正プログラムを適用してください。

 
追加情報(2003/10/15)
Internet Explorer 6 SP1にアップグレード後、 MS03-023の再適用が必要

 マイクロソフトの「サポート技術情報 818857」によると、Internet Explorer(IE) 6.0 SP1においてMIMEタイプのファイル・アタッチメントの表示方法を変更したことにより、性能低下が発生する可能性があることが明らかになりました。IE 6.0 SP未適用以前は、ファイルをキャッシュにダウンロードする前に、ActiveXコントロールのインスタンスを生成していました。これをIE 6.0 SP1では、ファイルをキャッシュにダウンロードしてから、ActiveXコントロールのインスタンスを生成するように変更しました。この変更により、特にサイズの大きなファイルの表示処理で大幅な性能低下を招く可能性があるということです。

・マイクロソフト サポート技術情報 818857([IE6]MIMEタイプによりActiveXコントロールを起動するのに時間がかかる):
http://support.microsoft.com/default.aspx?scid=kb;ja;818857

 この問題を解決する修正プログラムが以下のURLからダウンロード可能となりました。この修正プログラムの適用により、システム・ファイルの「Urlmon.dll」がバージョン「6.0.2800.1267」に更新されます。

・サポート技術情報 818857に対応した修正プログラムのダウンロード先:
http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?FamilyID=d5b5fc2a-b0e3-4064-8326-203422e99533&displaylang=ja

 しかしマイクロソフトは、以下のように述べています。

「マイクロソフトでは、現在この問題を修正する修正プログラムを提供中ですが、修正プログラムはこの資料に記載された問題のみを修正することを目的としており、障害があったコンピュータに対してのみ適用することを推奨します。この修正プログラムは、今後さらにテストを受ける場合があります。この問題で深刻な影響を受けていない場合は、この修正プログラムが含まれる次の Internet Explorer の累積修正プログラムなどを待つことを推奨します。」

 文面からすると、まだ十分にテストされているとはいえないようです。適用は最低限の範囲に限定しておいたほうがよいでしょう。

 また、この修正プログラムで置き換わる「Urlmon.dll」は、IEの累積的な修正プログラムであるMS03-040でも更新されます。IE 6.0 SP1向けのMS03-040の修正プログラムに含まれるUrlmon.dllのファイル・バージョンを調査したところ、「6.0.2800.1259」と、「サポート技術情報:818857」で提供されるもの(バージョンは「6.0.2800.1267」)よりも古いバージョンでした。「サポート技術情報:818857」を適用後に、IE 6.0 SP1向けのMS03-040の修正プログラムを適用すると、Urlmon.dllのバージョン・ダウンが発生します。HotFixテスティング・チームでは、Windows 2000とWindows XPでバージョン・ダウンが発生することを確認しました。なお、Windows NT 4.0ではこの現象は発生していません。「サポート技術情報:818857」の修正プログラムを有効にするには、IE 6.0 SP1向けのMS03-040の修正プログラムを適用した後に、「サポート技術情報:818857」を再度適用してください。

 
対象プラットフォーム
 修正プログラムを適用するには、以下の対象プラットフォームに示されているサービスパックの適用が必要になります。
 
■MS03-040:
影響を受けるソフトウェア 対象プラットフォーム
Internet Explorer 5.01 Windows 2000 SP3+IE 5.01 SP3、Windows 2000 SP4+IE 5.01 SP4
Internet Explorer 5.5 Windows 98 SE/Me/NT 4.0 SP6a/2000 SP2/2000 SP3/2000 SP4+IE 5.5 SP2
Internet Explorer 6 Windows XP SP未適用+IE 6
Internet Explorer 6 SP1 Windows 98 SE/Me/NT 4.0 SP6a/2000 SP2/2000 SP3/2000 SP4/XP SP未適用/XP SP1/XP SP1a+IE 6 SP1
Internet Explorer 6 for Windows Server 2003 Windows Server 2003+IE 6
(注意)Windows 98 SE/Me/Windows Server 2003は、UpdateEXPERTのサポート対象外です。
 
■サポート技術情報 828026:
影響を受けるソフトウェア 対象プラットフォーム
Windows Media Player 6.4 Windows Media Player 6.4+Windows Me/NT Server 4.0
Windows Media Player 7.1 Windows Media Player 7.1+Windows Me
Windows Media Player 9 Windows Media Player 9+Windows Me/2000/XP/Windows Server 2003
(注意)Windows Me/Windows Server 2003は、UpdateEXPERTのサポート対象外です。また、10月6日時点では、Windows Media Player 9のみをUpdateEXPERTのサポート対象としています。 なおWindows 2000/XP用の修正プログラムのINFファイルを読む限り、Windows 2000/XPに対してWindows Media Player 6.4/7.1/8.0/9の各バージョンに対して、修正プログラムの適用が可能となっています。
 
適用されるファイル情報
 以下のファイルにパッチが適用されます。障害の発生が懸念される場合は、これらのファイルのバックアップを取ってください。
 
■MS03-040:

・Internet Explorer 5.01 SP3/SP4:
ファイル名 日付 バージョン サイズ
q828750.exe 2003/09/19 5.50.4925.2200
1,925,504
 
ファイル名 日付 バージョン サイズ 機能
展開ファイル %SystemRoot%\system32
Mshtml.dll 2003/09/18 5.0.3809.1800
2,282,768
Microsoft HTML Viewer
Pngfilt.dll 2003/06/12 5.0.3806.1200
48,912
IE PNG plugin image decoder
Shdocvw.dll 2003/06/12 5.0.3806.1200
1,099,536
Shell Doc Object and Control Library
Shlwapi.dll 2003/06/12 5.0.3806.1200
279,824
Shell Light-weight Utility Library
Url.dll 2003/06/12 5.50.4915.500
84,240
Internet Shortcut Shell Extension DLL
Urlmon.dll 2003/09/10 5.0.3809.1000
409,360
OLE32 Extensions for Win32
Wininet.dll 2003/06/12 5.0.3806.1200
445,200
Internet Extensions for Win32
 
・Internet Explorer 5.5 SP2:
ファイル名 日付 バージョン サイズ
q828750.exe 2003/09/19 5.50.4925.2200
2,325,904
 
ファイル名 日付 バージョン サイズ 機能
展開ファイル %SystemRoot%\system32
Mshtml.dll 2003/09/18 5.50.4933.1800
2,759,952
Microsoft HTML Viewer
Pngfilt.dll 2002/10/16 5.50.4922.900
48,912
IE PNG plugin image decoder
Shdocvw.dll 2003/09/10 5.50.4929.2200
1,149,200
Shell Doc Object and Control Library
Shlwapi.dll 2003/09/10 5.50.4930.1200
300,816
Shell Light-weight Utility Library
Url.dll 2003/09/10 5.50.4915.500
84,240
Internet Shortcut Shell Extension DLL
Urlmon.dll 2003/09/10 5.50.4933.1000
408,848
OLE32 Extensions for Win32
Wininet.dll 2003/09/10 5.50.4918.600
481,552
Internet Extensions for Win32
 
・ Internet Explorer 6:
ファイル名 日付 バージョン サイズ
q828750.exe 2003/09/19 6.0.2800.1168
2,631,800
 
ファイル名 日付 バージョン サイズ 機能
展開ファイル %SystemRoot%\system32
Mshtml.dll 2003/09/18 6.0.2733.1800
2,763,264
Microsoft HTML Viewer
Pngfilt.dll 2003/07/11 6.0.2722.900
34,304
IE PNG plugin image decoder
shdoclc.dll 2003/07/11 6.0.2715.400
548,864
Shell Doc Object and Control Library
Shdocvw.dll 2003/07/11 6.0.2729.2200
1,336,320
Shell Doc Object and Control Library
Shlwapi.dll 2003/07/11 6.0.2730.1200
391,168
Shell Light-weight Utility Library
Url.dll 2003/07/11 6.0.2715.400
109,568
Internet Shortcut Shell Extension DLL
Urlmon.dll 2003/09/10 6.0.2733.1000
442,880
OLE32 Extensions for Win32
Wininet.dll 2003/07/11 6.0.2718.400
583,168
Internet Extensions for Win32
 
・ Internet Explorer 6 SP1:
ファイル名 日付 バージョン サイズ
q828750.exe 2003/09/19 6.0.2800.1168
2,200,704
 
ファイル名 日付 バージョン サイズ 機能
展開ファイル %SystemRoot%\system32
Mshtml.dll 2003/09/18 6.0.2800.1264
2,793,984
Microsoft HTML Viewer
Shdocvw.dll 2003/07/13 6.0.2800.1203
1,338,880
Shell Doc Object and Control Library
Shlwapi.dll 2003/07/13 6.0.2800.1226
395,264
Shell Light-weight Utility Library
Urlmon.dll 2003/09/10 6.0.2800.1259
444,928
OLE32 Extensions for Win32
 
・ Internet Explorer 6 for Windows Server 2003:
ファイル名 日付 バージョン サイズ
WindowsServer2003-KB828750-x86-JPN.exe 2003/09/23 5.3.23.4
4,354,664
 
ファイル名 日付 バージョン サイズ 機能
展開ファイル %SystemRoot%\system32
Mshtml.dll 2003/09/22 6.0.3790.88
2,917,888
Microsoft HTML Viewer
Shdocvw.dll 2003/09/22 6.0.3790.85
1,393,664
Shell Doc Object and Control Library
Urlmon.dll 2003/09/22 6.0.3790.84
503,808
OLE32 Extensions for Win32
(注意) 表中、ファイル名の背景がさくら色のファイルが、MS03-040で更新されるものです(それ以外は、MS03-032と同一バージョンのファイルです)。Internet Explorer 5.5 SP2用のファイル名の背景が薄紫色のファイルは、日付は異なりますが、ファイル・バージョンはMS03-032と同一のものです。
 
 

■サポート技術情報 828026:
・Windows Media Player 6.4/7.1/9+Windows Me:
ファイル名 日付 バージョン サイズ
WindowsMedia-KB828026-x86-JPN.exe 2003/09/25 6.0.2800.1168
2,319,496
 
ファイル名 日付 バージョン サイズ 機能
展開ファイル %SystemRoot%\system32
Msdxm.ocx 2003/09/18 6.4.7.1128
845,072
Windows Media Player 2 ActiveX Control
Wmpcore.dll 2003/09/17 7.10.0.3075
815,104
Windows Media Player Core
Wmp.dll 2003/09/17 9.0.0.3075
4,706,304
Windows Media Player Core
 
・Windows Media Player 6.4+Windows NT Server 4.0:
ファイル名 日付 バージョン サイズ
WindowsMedia64-KB828026-x86-JPN.exe 2003/09/19 6.0.2800.1168
413,320
 
ファイル名 日付 バージョン サイズ 機能
展開ファイル %SystemRoot%\system32
Msdxm.ocx 2003/09/18 6.4.7.1128
845,072
Windows Media Player 2 ActiveX Control
 
・Windows Media Player 9+Windows 2000/XP/Windows Server 2003:
ファイル名 日付 バージョン サイズ
WindowsMedia-KB828026-x86-JPN.exe 2003/09/23 5.3.18.4
2,910,344
 
ファイル名 日付 バージョン サイズ 機能
展開ファイル %SystemRoot%\system32
Msdxm.ocx 2003/09/18 6.4.9.1128
844,048
Windows Media Player 2 ActiveX Control
Wmpcore7.dll 2003/09/17 7.10.0.3075
815,104
Windows Media Player Core
Wmpcore8.dll 2003/09/18 8.0.0.4491
1,302,528
Windows Media Player Core
Wmp.dll 2003/09/17 9.0.0.3075
4,706,304
Windows Media Player Core
(注意) Wmpcore7.dllとWmpcore8.dllは、インストール時にWmpcore.dllにファイル名が変更されます。
 
確認方法

 Internet Explorerを起動し、[ヘルプ]−[バージョン情報]をクリックします。表示されたダイアログ・ボックスの[更新バージョン]フィールドにQ828750が表示されていることを確認して下さい。

 またレジストリでチェックする場合、Windows Server 2003以外の環境については、以下のレジストリ・キーの「IsInstalled」に「0x00000001」がセットされていることを確認してください(DA Lab調べ)。

HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Active Setup\Installed Components\{96543d59-497a-4801-a1f3-5936aacaf7b1}

 各IEのバージョンに合わせて、「Version」にIE 5.01 SP3/SP4は「5,0,3809,1800」、IE 5.5 SP2は「5,50,4933,1800」、IE 6.0 SP未適用は「6,0,2733,1800」、IE 6.0 SP1は「6,0,2800,1264」の値がそれぞれセットされていることも合わせて確認してください。

 Windows Server 2003の場合は、下記のレジストリ・キーの「Installed」が「0x00000001」にセットされているこことを確認してください。

HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\Hotfix\KB828750

 
修正プログラム

■MS03-040
 手動で修正プログラムをインストールする場合は、以下のダウンロード先のリストで[Japanese]を選択してください。

・Internet Explorer 5.01 SP3/SP4:
http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?FamilyID=4afdc6e2-930a-4d9e-9004-9cdfd3a97aa6&DisplayLang=ja

・Internet Explorer 5.5 SP2:
http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?FamilyID=dac86d4c-c996-46af-a4ad-bb23e2052872&DisplayLang=ja

・ Internet Explorer 6.0 SP未適用:
http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?FamilyID=d13bceb9-8c7b-485c-b7c1-3c24749601c7&DisplayLang=ja

・Internet Explorer 6.0 SP1:
http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?FamilyID=9ec38b4a-967c-4d8a-98c1-5e7797be8732&DisplayLang=ja

・ Internet Explorer 6 for Windows Server 2003:
http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?FamilyID=540fb613-8f13-424a-873d-1283db41d204&DisplayLang=ja

 また、MS03-040の全修正プログラムはWindows Updateからも適用可能です。

■サポート技術情報 828026:
 手動で修正プログラムをインストールする場合は、以下のダウンロード先のリストで[日本語]を選択してください。
 
・Windows Media Player 6.4/7.1/9+Windows Me:
http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?displaylang=ja&FamilyID=E864688C-B176-4D3C-BE67-211DE4BF9BD0
 
・Windows Media Player 6.4+Windows NT Server 4.0:
http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?displaylang=ja&FamilyID=189F0319-A6FB-461A-9A15-2E677BE4681F
 
・Windows Media Player 9+Windows 2000/XP/Windows Server 2003:
http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?displaylang=ja&FamilyID=AF9CF65E-0C55-452E-A0FA-3AA165E667C1

 
UpdateEXPERTによる予想適用時間
修正プログラム名 50台 100台 250台 500台
q828750.exe
(Internet Explorer 5.01)
19分 27分 53分 1時間36分
q828750.exe
(Internet Explorer 5.5)
19分 27分 53分 1時間36分
q828750.exe
(Internet Explorer 6)
19分 27分 53分 1時間37分
q828750.exe
(Internet Explorer 6 SP1)
19分 27分 53分 1時間36分
WindowsMedia64-KB828026-x86-JPN.exe
(Windows Media Player 6.4+Windows NT)
12分 21分 46分 1時間28分
WindowsMedia-KB828026-x86-JPN.exe
(Windows Media Player 9+Windows 2000/XP)
13分 21分 48分 1時間31分
この表は、1コンソールのUpdateEXPERTで、今回の修正プログラムを適用するのにかかる時間を概算したものです。ネットワーク環境や適用するコンピュータの性能などによって適用時間は異なります。あくまでも目安としてご利用ください。
 
UpdateEXPERT上の表示

■MS03-040:
 [展開ビュー]−[IE]タブに「名前: q828750.exe」で登録

■サポート技術情報 828026:
・Windows Media Player 9+Windows 2000/XP
 [展開ビュー]−[Media]タブに「名前: WindowsMedia-KB828026-x86-JPN.exe」で登録
 
・Windows Media Player 6.4+Windows NT Server 4.0
 [展開ビュー]−[Media]タブに「名前: WindowsMedia64-KB828026-x86-JPN.exe」で登録予定

 
 
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