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Windowsプラットフォーム向けHotFix情報サービス
HotFix Alert:2004/12/03日版

 
【登録日】2004/12/02
【更新日】2004/12/03
詳細
HFR BBS会議室
 
深刻度
1(緊急)
  2(重要)
  3(警告)
  4(注意)
攻撃コードの有無
あり
対策
至急適用
再起動の必要性
必要
アンインストール
対象環境
サーバ
クライアント
セキュリティ情報
MS04-040(日本)
MS04-040(US)
サポート技術情報
よく寄せられる質問
セキュリティ情報
fq04-040
含まれる過去の修正
脆弱性識別番号
MS04-040/889293
IEのIFRAME/FRAMEの脆弱性により、リモートでコードが実行される危険性
(Internet Explorer 用の累積的なセキュリティ更新プログラム)

緊急対応度:適用作業の至急開始

危険性 脆弱性による危険性を示す。「緊急適用」の場合、すでに攻撃コードが公開されているなど、脆弱性を悪用した攻撃が開始される可能性がある。「SP待ち」の場合、現時点では危険性がそれほど高くないため、サービスパックに反映されるまで待つことが可能であることを示す。
                 
SP待ち
 
早期適用
 
緊急適用

 Internet Explorer(IE) 6 SP1のIFRAMEとFRAMEタグの処理にバッファ・オーバーフローの脆弱性が存在する。IFRAMEとFRAMEタグの中のSRC/NAME属性に長い文字列を持つ引数が付けられると、バッファ・オーバーフローが発生し、任意のコードが実行される危険性がある。この脆弱性は、悪用されたWebサイトやHTMLメールを開くだけで、自動的にプログラムがダウンロードされ、実行される危険性の高いものである。

 この脆弱性に対する実証コードはすでに公開されており、脆弱性を悪用したウイルスやWebサイトも登場している。至急、修正プログラムの適用を行いたい。

 

概要

 MS04-040の修正プログラムは、2004年11月2日にセキュリティ関連のメーリング・リストへ投稿されたIE 6 SP1のIFRAME/FRAMEタグの脆弱性を解消するものだ(HotFix Report Weekly 2004/11/11日付にて報告済)。IE 6 SP1のIFRAMEとFRAMEタグの中のSRC/NAME属性に長い文字列を持つ引数が付けられると、バッファ・オーバーフローが発生し、HTMLを開いただけでコードが実行される危険性がある。

・HotFix Weekly 2004/11/10日付(IE 6が<IFRAME>と<FRAME>タグを適切に処理できない脆弱性により、任意のコードが実行される危険性):
http://www.hotfix.jp/archives/alert/2004/news04-1110.html#01

 2004年11月10日ごろには、すでにウイルス(MyDoomの亜種)に利用され、感染を広げる手段として悪用されている(この脆弱性を悪用するウイルスは、「BOFRA」とも呼ばれる)。またバナー広告にIFRAMEタグの脆弱性を悪用するコードが差し込まれたという事件も発生している。さらにアドウェア(強制的に広告を表示させるソフトウェア)をインストールする手段としても悪用されている模様だ。

・HotFix Weekly 2004/11/17日付(IEの<IFRAME>/<FRAME>タグの脆弱性を悪用するウイルスが次々と登場):
http://www.hotfix.jp/archives/alert/2004/news04-1117.html#02

 ただしWindows XP SP2/Windows Server 2003のIE 6は、MS04-040の脆弱性の影響を受けない。

 

対象プラットフォーム

影響を受けるソフトウェア 対象プラットフォーム
Internet Explorer 6 SP1 Windows 98/Me/NT Server 4.0 SP6a
Internet Explorer 6 SP1 Windows 2000 SP3/SP4、Windows XP SP未適用/SP1/SP1a
 
‥‥‥ DA Lab:HotFixテスティング・チームからのコメント ‥‥‥

■適用テストの結果
 DA Labでは、以下のプラットフォームで修正プログラムの適用テストを行った。

プラットフォーム
適用テスト結果
Windows NT Server 4.0 SP6a+IE 6.0 SP1
Windows NT Server 4.0, Enterprise Edition SP6a+IE 6.0 SP1
Windows 2000 Professional SP3+IE 6.0 SP1
Windows 2000 Professional SP4+IE 6.0 SP1
Windows 2000 Server SP3+IE 6.0 SP1
Windows 2000 Advanced Server SP4+IE 6.0 SP1
Windows XP Professional SP1
Windows XP Professional SP1a

■URL偽装などの脆弱性は未解消
 DA Labで確認したところ、URLの偽装を可能にする脆弱性や、スタック・オーバーフローを発生して異常終了する脆弱性など、ここ1カ月で明らかになった脆弱性は、MS04-040の修正プログラムでは解消されていないようだ。MS04-040の修正プログラムは、MS04-038の修正に加え、すでにウイルスなどに悪用されているIFRAME/FRAMEタグの脆弱性のみを解消したバージョンと思われる。そのため、改めてURLの偽装なども解消した修正プログラムが近いうちに提供されるだろう。

・HotFix Weekly 2004/11/03日付け(Internet ExplorerでURLの偽装を可能にする脆弱性):
http://www.hotfix.jp/archives/alert/2004/news04-1103.html#02

・HotFix Weekly 2004/11/17日付け(IEのステータス・バーを偽装する手口が次々と公開):
http://www.hotfix.jp/archives/alert/2004/news04-1117.html#01

・HotFix Weekly 2004/12/01日付け(IE 6にも画像が正しい拡張子で保存されない脆弱性):
http://www.hotfix.jp/archives/alert/2004/news04-1201.html#01

・HotFix Weekly 2004/12/01日付け(IEとFirefoxにスタック・オーバーフローを発生させる脆弱性):
http://www.hotfix.jp/archives/alert/2004/news04-1201.html#03

■MS04-040とロールアップ修正プログラムの違い
 マイクロソフトは、MS04-040の修正プログラムと同時に、IEのロールアップ修正プログラムの提供を行っている。

 MS04-040の修正プログラムは、MS04-038を含む以前のセキュリティ修正とMS04-004より前に提供された不具合修正のみが含まれ、MS04-004以降に提供された不具合修正は含まれていない。MS04-004以降の不具合修正プログラムについては、ほとんどが一般には公開されておらず、マイクロソフト・プロダクト・サポート・サービスに連絡することによって入手可能になっていた。

 一方のロールアップ修正プログラムでは、MS04-040のほか、MS04-004以降の不具合修正が含まれている。つまりロールアップ修正プログラムを適用すれば、MS04-040の脆弱性のほか、修正プログラムが提供されている不具合についても解消されることになる。

 マイクロソフト・プロダクト・サポート・サービスから提供を受けた修正プログラムを適用している場合、MS04-040の修正プログラムを適用すると、その不具合が再発する可能性がある。そのため、提供を受けている場合は、必ずロールアップ修正プログラムの適用を行う必要がある。また、特別の事情(適用によって互換性問題が発生するなど)がない限り、不具合が修正されていることから、ロールアップ修正プログラムを適用した方がよい。なお、MS04-040を適用した後に、ロールアップ修正プログラムを適用することも可能だ。

・サポート技術情報 889669(An update rollup is available for Internet Explorer 6 SP1):
http://support.microsoft.com/default.aspx?scid=kb;ja;889669

・ダウンロード・センター(Internet Explorer 6 Service Pack 1 用の累積的なセキュリティ更新プログラム (企業向け) - Windows 98, Windows Millennium, Windows NT (889669)):
http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?displaylang=ja&
FamilyID=171d1ed7-bedd-40c8-b272-e457a2b020e3

・ダウンロード・センター(Internet Explorer 6 Service Pack 1 用の累積的なセキュリティ更新プログラム (企業向け) - Windows XP, Windows 2000 (889669)):
http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?displaylang=ja&
FamilyID=c74028e2-10c9-4edd-ad0a-36493677bff8

■修正プログラム適用による既知の不具合
 MS04-040の修正プログラムを適用すると、MS04-038と同様、Windows 2000 SP4において[コントロールパネル]−[アプリケーションの追加と削除]で、インストールされたアプリケーションのサポート情報を開き、その後に[閉じる]ボタンをクリックしても、サポート情報のウィンドウが閉じないという不具合がある。ウィンドウは、右上の[×]ボタンをクリックすれば閉じることができるため、致命的な障害ではない。この障害は、DA Labでも確認している。

・サポート技術情報 887754(Close button does not work in the Add or Remove Programs Support Info dialog box):
http://support.microsoft.com/default.aspx?scid=kb;ja;887754

 また12月2日現在、「サポート技術情報:889293」には、MS04-040の既知の不具合として、Windows Media High Definition Video DVDで再生できないチャプターが生じるという問題を挙げている。MS04-038において、この不具合はWindows XP SP2でのみ発生するとしていた。MS04-040の修正プログラムは、Windows XP SP2は対象外のため、この不具合の対象はWindows XP SP2以外(Windows 2000 SP3/SP4やWindows XP SP1/SP1a)ということになるが、これらで不具合が発生するかどうかは明記されていない(おそらくはサポート技術情報の間違いだと思われる)。

・サポート技術情報 889293(MS04-040: Cumulative Security Update for Internet Explorer):
http://support.microsoft.com/default.aspx?scid=kb;ja;889293

・サポート技術情報 884487(A chapter does not play when you click it in some WMV HD DVD disks in Windows Media Player):
http://support.microsoft.com/default.aspx?scid=kb;ja;884487

 なおMS04-040に関しては、MBSAとSystems Management Server(SMS)の組み合わせにおいて、MS04-040に対するMBSAの検出結果がSMSに反映されないという不具合があることも明らかになっている。この不具合についての詳細は、「サポート技術情報:889410」を参照していただきたい。

・サポート技術情報 889410(Systems Management Server deployment packages are available for MS04-040 security updates for Internet Explorer 6 SP1):
http://support.microsoft.com/default.aspx?scid=kb;ja;889410

 さらにサポート技術情報などに記述はないが、MS03-038と同様、仕様変更によってMS04-040の修正プログラムを適用すると、画像が無効なイメージ要素やHTTP/HTTPSでないURLを含むアンカー要素は、DHTMLを利用したドラッグ・アンド・ドロップ操作がブロックされるものと思われる。

・サポート技術情報 887614(Internet Explorer 用のセキュリティ更新プログラム MS04-038 の適用後、DHTML の一部のドラッグ アンド ドロップ操作がブロックされる):
http://support.microsoft.com/default.aspx?scid=kb;ja;887614

■MS04-040の修正プログラムによって適用できなくなる不具合修正プログラム
 MS04-040の修正プログラムが適用済みの場合、以下の不具合修正プログラムをインストールしようとしてもエラーが発生して失敗する。

・ダウンロード・センター(Internet Explorer 6 SP1 アップデート : DHTML エディタのテキスト上にポインタを置くと Internet Explorer が予期せずに閉じる):[修正プログラム名:q827057.exe]
http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?
FamilyID=8b3f2fc6-220c-45ec-a8e4-2c312c303828&DisplayLang=ja

・ダウンロード・センター(837251: Internet Explorer 6 SP1 更新プログラム - Internet Explorer が、GZIP データ圧縮方法を使用したデータを正しく展開しない):[修正プログラム名:Q837251.exe]
http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?
FamilyID=85bb441a-5bb1-4a82-86ec-a249af287513&DisplayLang=ja

 Q837251.exeの不具合修正は、IEのロールアップ修正プログラム(KB871260/KB873377/KB889669)に含まれているため、いずれかのロールアップ修正プログラムを適用すればよい。q827057.exeについては、残念ながらMS04-025以降のIE用セキュリティ修正プログラムやKB871260以降のIE用ロールアップ修正プログラムをいったん適用すると、インストールはできなくなる。

■Windows XP SP未適用は修正プログラムの対象外
 Windows XP SP未適用に対しては、2004年9月30日にサポート期間が終了したため、MS04-040の修正プログラムは提供されていない。マイクロソフトでは、MS04-040で解消する脆弱性がIE 6 SP未適用に存在するかどうかも明らかにしていない。今後、Windows XP SP未適用に対しては修正プログラムが提供されないことから、セキュリティ・リスクが高まるものと思われる。至急、Windows XP SP1a/SP2の適用を検討していただきたい。

■Windows 98/98SE/Me向けの修正プログラムも提供
 Windows 98/98SE/MeにおいてもMS04-040の脆弱性は「緊急」と判断されたことから、修正プログラムの提供が行われている。ただしWindows NT 4.0/98/98SE/Me+IE 6 SP1向けと、Windows 2000/XP+IE 6 SP1向けの修正プログラムは別々に用意されているので注意していただきたい。

■Windows NT Workstation 4.0 SP 6a/2000 SP2向け修正プログラムは提供されない
 Windows NT Workstation 4.0 SP6a/2000 SP2は、2004年6月30日のサポート・ライフサイクルが終了したため、MS04-040の修正プログラムは提供されない。Windows 2000 SP2は、SP3/SP4および対応する修正プログラムの適用によって脆弱性を解消できるので、至急、サービスパックと修正プログラムを適用していただきたい。一方、Windows NT Workstation 4.0 SP6aについては、脆弱性を解消する手段がないため、OSのバージョンアップが必要となる。

■MBSA 1.21の結果
 MS04-040の修正プログラムが正しく適用されているかどうかは、MBSA 1.21で確認可能だ。未適用の場合は、「Windowsのセキュリティの更新」の「結果の詳細情報」に、「Internet Explorer 用の累積的なセキュリティ更新プログラム (889293)」が表示される。

 
‥‥‥ 修正プログラムのダウンロード先 ‥‥‥
プラットフォーム ダウンロード・センター Windows Update/Office Update/SUSの表示
Internet Explorer 6 SP1
(Windows 98/98SE/Me/NT 4.0)
Internet Explorer 6 Service Pack 1 用累積的なセキュリティ更新プログラム (KB889293)
Internet Explorer 6 SP1
(Windows 2000/XP)
Internet Explorer 6 Service Pack 1 用累積的なセキュリティ更新プログラム (KB889293)
 
‥‥‥ 適用されるファイル情報 ‥‥‥
 以下のファイルにパッチが適用される。障害の発生が懸念される場合は、これらのファイルのバックアップを取っておくとよい。
 
■MS04-040の修正プログラム
 
Internet Explorer 6 SP1(Windows 98/98SE/Me/NT Server 4.0 SP6a):
ファイル名 日付 バージョン サイズ
IE6.0sp1-KB889293-Windows-NT4sp6a-98-ME-x86-JPN.exe 2004/11/12 6.0.2800.1168
2,795,264
 
ファイル名 日付 バージョン サイズ 機能
展開フォルダ %SystemRoot%\system32\
BROWSEUI.DLL 2004/11/11 6.0.2800.1584
1,025,536
Shell Browser UI Library
INSENG.DLL 2004/11/11 6.0.2800.1469
69,632
Install engine
MSHTML.DLL 2004/11/11 6.0.2800.1479
2,693,120
Microsoft HTML Viewer
SHDOCVW.DLL 2004/11/11 6.0.2800.1606
1,332,224
Shell Doc Object and Control Library
SHLWAPI.DLL 2004/08/20 6.0.2800.1584
422,400
Shell Light-weight Utility Library
URLMON.DLL 2004/11/11 6.0.2800.1479
450,048
OLE32 Extensions for Win32
WININET.DLL 2004/11/11 6.0.2800.1468
589,312
Internet Extensions for Win32
背景が薄紫色のファイルは、MS04-038と同じもの
   
Internet Explorer 6 SP1(Windows 2000/XP):
ファイル名 日付 バージョン サイズ
IE6.0sp1-KB889293-Windows-2000-XP-x86-JPN.exe 2004/11/12 5.5.33.0
3,043,592
 
ファイル名 日付 バージョン サイズ 機能
展開フォルダ %SystemRoot%\system32\
browseui.dll 2004/11/11 6.0.2800.1584
1,025,536
Shell Browser UI Library
inseng.dll 2004/11/11 6.0.2800.1469
69,632
Install engine
mshtml.dll 2004/11/11 6.0.2800.1479
2,693,120
Microsoft HTML Viewer
shdocvw.dll 2004/11/11 6.0.2800.1606
1,332,224
Shell Doc Object and Control Library
shlwapi.dll 2004/08/20 6.0.2800.1584
422,400
Shell Light-weight Utility Library
urlmon.dll 2004/11/11 6.0.2800.1479
450,048
OLE32 Extensions for Win32
wininet.dll 2004/11/11 6.0.2800.1468
589,312
Internet Extensions for Win32
背景が薄紫色のファイルは、MS04-038と同じもの
 
 
■ロールアップ修正プログラム
 
Internet Explorer 6 SP1(Windows 98/98SE/Me/NT Server 4.0 SP6a):
ファイル名 日付 バージョン サイズ
IE6.0sp1-KB889669-Windows-NT4sp6a-98-ME-x86-JPN.exe 2004/11/24 6.0.2800.1168
2,771,712
 
ファイル名 日付 バージョン サイズ 機能
展開フォルダ %SystemRoot%\system32\
BROWSEUI.DLL 2004/11/11 6.0.2800.1607
1,017,856
Shell Browser UI Library
INSENG.DLL 2004/11/11 6.0.2800.1475
69,632
Install engine
MSHTML.DLL 2004/11/11 6.0.2800.1480
2,697,216
Microsoft HTML Viewer
SHDOCVW.DLL 2004/11/23 6.0.2800.1611
1,387,520
Shell Doc Object and Control Library
SHLWAPI.DLL 2004/11/11 6.0.2800.1605
402,432
Shell Light-weight Utility Library
URLMON.DLL 2004/11/11 6.0.2800.1480
451,584
OLE32 Extensions for Win32
WININET.DLL 2004/11/11 6.0.2800.1480
577,024
Internet Extensions for Win32
 
Internet Explorer 6 SP1(Windows 2000/XP):
ファイル名 日付 バージョン サイズ
IE6.0sp1-KB889669-Windows-2000-XP-x86-JPN.exe 2004/11/24 5.5.33.0
3,023,112
 
ファイル名 日付 バージョン サイズ 機能
展開フォルダ %SystemRoot%\system32\
browseui.dll 2004/11/11 6.0.2800.1607
1,017,856
Shell Browser UI Library
inseng.dll 2004/11/11 6.0.2800.1475
69,632
Install engine
mshtml.dll 2004/11/11 6.0.2800.1480
2,697,216
Microsoft HTML Viewer
shdocvw.dll 2004/11/23 6.0.2800.1611
1,387,520
Shell Doc Object and Control Library
shlwapi.dll 2004/11/11 6.0.2800.1605
402,432
Shell Light-weight Utility Library
urlmon.dll 2004/11/11 6.0.2800.1480
451,584
OLE32 Extensions for Win32
wininet.dll 2004/11/11 6.0.2800.1480
577,024
Internet Extensions for Win32
 
‥‥‥ 確認方法 ‥‥‥

 修正プログラムが正しく適用できたかどうかは、以下のレジストリ・キーにある値を調べることで確認できる。

■MS04-040の修正プログラム

・Windows 98/Me/NT Server 4.0 SP6a+IE 6 SP1:
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Active Setup\Installed Components\{839117ee-2132-4bae-a56a-42b50204c9b9}のIsInstalled(DWORD値)が「1」であることを確認

・Windows 2000 SP3/SP4、Windows XP SP1/SP1a+IE 6 SP1:
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Active Setup\Installed Components\{839117ee-2132-4bae-a56a-42b50204c9b9}のIsInstalled(DWORD値)が「1」であることを確認
HotFix Alert 速報版では、キーを「Installed」としていましたが、「IsInstalled」の誤りでした。

 

■ロールアップ修正プログラム

・Windows 98/Me/NT Server 4.0 SP6a+IE 6 SP1:
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Active Setup\Installed Components\{2de9c32a-bd2c-4d19-8ec1-8af319e1c762}のIsInstalled(DWORD値)が「1」であることを確認

・Windows 2000 SP3/SP4、Windows XP SP1/SP1a+IE 6 SP1:
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Active Setup\Installed Components\{2de9c32a-bd2c-4d19-8ec1-8af319e1c762}のIsInstalled(DWORD値)が「1」であることを確認

 

予想適用時間

修正プログラム名 50台 100台 250台 500台
IE6.0sp1-KB889293-Windows-NT4sp6a-x86-JPN.exe
(Windows NT 4.0 SP6a)
19分 27分 54分 1時間37分
IE6.0sp1-KB889293-Windows-2000-XP-x86-JPN.exe
(Windows 2000/XP)
19分 28分 54分 1時間38分
IE6.0sp1-KB889669-Windows-NT4sp6a-x86-JPN.exe
(Windows NT 4.0 SP6a)
19分 27分 54分 1時間37分
IE6.0sp1-KB889669-Windows-2000-XP-x86-JPN.exe
(Windows 2000/XP)
19分 28分 54分 1時間38分
1コンソールのUpdateEXPERT 6.1で、今回の修正プログラムを適用するのにかかる時間を概算したもの。ネットワーク環境や適用するコンピュータの性能などによって適用時間は異なる。あくまでも目安として利用してほしい。
 

UpdateEXPERT上の表示

■MS04-040の修正プログラム

・Windows NT Server 4.0 SP6a+IE 6 SP1:
[展開ビュー]−[IE]タブに「名前:IE6.0sp1-KB889293-Windows-NT4sp6a-x86-JPN.exe」で登録

・Windows 2000 SP3/SP4、Windows XP SP1/SP1a+IE 6 SP1:
[展開ビュー]−[IE]タブに「名前:IE6.0sp1-KB889293-Windows-2000-XP-x86-JPN.exe」で登録

 

■ロールアップ修正プログラム

・Windows NT Server 4.0 SP6a+IE 6 SP1:
[展開ビュー]−[IE]タブに「名前:IE6.0sp1-KB889669-Windows-NT4sp6a-x86-JPN.exe」で登録

・Windows 2000 SP3/SP4、Windows XP SP1/SP1a+IE 6 SP1:
[展開ビュー]−[IE]タブに「名前:IE6.0sp1-KB889669-Windows-2000-XP-x86-JPN.exe」で登録

 

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