■ファイル・システムをFAT/FAT32からNTFSに変換する方法
UpdateEXPERTでは、管理対象コンピュータのファイル・システムとしてNTFSを推奨しています(FAT/FAT32でも修正プログラムの適用ができるようですが、保証外です)。これはFATに比べNTFSの方が、ファイルのアクセス権を細かく設定できたり、障害に強かったりと、多くのメリットがあるためと思われます。管理対象コンピュータがFATやFAT32であった場合、以下の手順でNTFSに変換することが可能です。ただし、FAT/FAT32からNTFSに変換することは可能ですが、逆にNTFSからFAT/FAT32に戻すためにはバックアップと再フォーマットが必要になるのでご注意ください。またNTFSにアクセスできないWindows
95/98/98 SE/Meとデュアル・ブートでディスクを共有したり、古いNTFSに未対応のディスク・ユーティリティを利用したりする場合は、NTFSへ変換しないようにしてください。
- [コントロール パネル]の[電源オプション]を起動し、変換途中に省電力モードにならないように、念のため[電源設定]を「常にオン」に変更します。ノートPCの場合は、AC電源に接続します。
- すべてのアプリケーションを閉じます。
- Windows 2000/XPの[スタート]−[ファイル名を指定して実行]メニューを選択し、[ファイル名を指定して実行]ダイログに「cmd」と入力します。
- 起動したコマンド・プロンプトで以下のコマンドを実行します。
x:は変換したいドライブ名です。UpdateEXPERTの管理対象コンピュータとするためには、システム・ドライブを指定してください。コンピュータの性能により、変換に時間がかかる場合がありますが、そのまま処理が終わるのを待ってください。
- 変換が完了したら、[電源オプション]を元に戻します。
以上で、FAT/FAT32からNTFSに変換が完了します。
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