■［UE 6.1］修正プログラムの保存先を変更する方法
　UpdateEXPERT 6.1では、コンソールとマスターエージェント（修正プログラムのダウンロード／管理対象コンピュータへの転送などを行うモジュール）が分かれている。そのため、ダウンロードした修正プログラムの保存先は、デフォルトではマスターエージェントがインストールされているコンピュータの%SystemRoot%\UEAgent\downloadフォルダとなっている。このフォルダは、以下の手順で変更可能である。

1. UpdateEXPERT 6.1 コンソールを起動し、［ファイル］−［エージェント］−［設定］メニューを選択する。
2. ［エージェントの設定］ダイアログの左側ペインで設定したいエージェント名を選択する。
3. 右側ペインの［転送］タブをクリックし、「マスター エージェント」の「ファイルの保存場所」に修正プログラムの保存フォルダ名を入力する。なお保存場所は、マスターエージェントのローカル・ディスク上のNTFSボリュームでなければならない。
4. ［OK］ボタンをクリックする。
5. 「ファイルの保存場所を……」というダイアログが表示されるので、［OK］ボタンをクリックする。
6. 元の%SystemRoot%\UEAgent\downloadフォルダの中身を、新しいファイルの保存先（<指定したパス名>\download）フォルダにまるごとコピーする。
7. マスターエージェントが実行されているコンピュータ上で、［管理ツール］−［サービス］メニューを選択し、［サービス］ダイログの右側ペインで「UEAgent」を探す。
8. 「UEAgent」上で左クリックし、メニューから［再起動］を選択すると、マスターエージェントが再起動する。
9. UpdateEXPERT 6.1 コンソールで［マスター エ―ジェントへの接続］ダイアログが表示されるので、ホスト名とポートを確認して［OK］ボタンをクリックする。

　これで次回の修正プログラムのダウンロードから指定したフォルダに保存される。なお、UpdateEXPERT 6.1から修正プログラムは、独自の「0x10000042」といった名前で保存されるので注意していただきたい。