■[UE 6.1]コンソールから管理対象コンピュータの電源をオフにする方法
長期間利用されている(再起動が行われていない)コンピュータでは、リソース不足や何らかの理由によりファイルがロックされているなどから修正プログラムの適用に失敗するケースがある。適用前に再起動を行い、リソースを解放したり、ファイルのロックを解除したりした方がよい。また修正プログラムの適用作業が終わったら節電やセキュリティの観点からコンピュータの電源を落としておきたいという要望もあるだろう。
UpdateEXPERT 6.1では、コンソールからリモートで管理対象コンピュータを再起動させたり、電源をオフにしたりすることができる。具体的には、以下の手順で行う。
- [ネットワーク]ペインで再起動したい管理対象コンピュータを選択(複数でも可)し、右クリック・メニューから[再起動]メニューを選択する。
- [コンピュータの再起動]ダイアログにログオン中のユーザーに表示するメッセージを入力し、再起動前の待ち時間を設定する。ここで設定した秒数がカウントダウンされた後、シャットダウンが実行される。また再起動を行う場合は、「シャットダウン後に再起動」がチェックされていることを確認する。電源をオフにしたい場合は、チェックを外す。さらに「アプリケーションを強制終了」をチェックする。
- [OK]ボタンをクリックすると、管理対象コンピュータにメッセージが表示される。指定した秒数のカウントダウン後、シャットダウン、再起動が行われる。
[コンピュータの再起動]ダイアログで、「アプリケーションを強制終了」をチェックすると、作業中のデータがあっても強制終了し、再起動やシャットダウンが実行される。逆にチェックを外しておくと、作業中のデータがある場合、保存するかどうかを確認するダイアログが表示されて、そのダイアログを閉じるまでシャットダウン/再起動が中断される。
なお古いコンピュータでは、[コンピュータの再起動]ダイアログの「シャットダウン後に再起動」がチェックを外しても、画面に「コンピュータの電源を切ることができます」と表示されて、電源がオフにならない場合があるので注意していただきたい。
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