■[UE 6.1]ログ・ファイルの読み方
UpdateEXPERT 6.1では、コンソールの[ファイル]−[エージェント]−[設定]−[ログ]タブでチェックした内容をログ・ファイルに保存することができる。チェックできる内容は、下表のとおりである。ログ・ファイルを参照することで、作業の記録や障害発生時の原因究明に利用できる。
ログの種類 |
ログの内容 |
クエリ ログ |
コンピュータをクエリするたびにログ・エントリを作成する |
展開 ログ |
コンピュータ上に修正プログラムを展開(インストール)するたびにログ・エントリを作成する |
認証 ログ |
マスターエージェントがほかのコンピュータを認証するたびにログ・エントリを作成する |
検出 ログ |
OS、アプリケーション、修正プログラムが検出されるたびにログ・エントリを作成する |
ダウンロード ログ |
修正プログラムをダウンロードするたびにログ・エントリを作成する |
ログは、マスターエージェントがインストールされているコンピュータの%ProgramFiles%\Common Files\UpdateEXPERTフォルダにActorUserLog.txtというファイル名で保存される。ファイルは、Unicode(UTF-8)でエンコードされているので、テキスト・エディタなどで開く場合は注意していただきたい。また記録される時刻は、協定世界時(UTC)となっているので、日本標準時(JST)にするには9時間を加える必要がある。
[ログ]タブで「クエリ ログ」のみをチェックした場合、以下のようにログ・エントリが追加される。ログはカンマ(,)区切りで、日付,時刻,プロセスID,スレッドID,メッセージの順となっている。メッセージには、状態や管理対象コンピュータのコンピュータ名またはIPアドレス、修正プログラム名などが記録される。
2005/02/28,05:28:46:914,00980,02108,クエリ中: 192.168.0.100 |
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