■[UE 6.1]カスタム インストール機能によるインストール状況を知る方法
UpdateEXPERT 6.1には、ユーザーがインストールしたいプログラムや検出方法などを指定することでプログラムの配布が行える「カスタム インストール機能」が装備されている。ただ、カスタム
インストール機能によるインストール状況は、初期設定の状態では「コンピュータ情報レポート」などには含まれない。そのためインストール状況は、コンソールの[ネットワーク]ペインで各管理対象コンピュータを選択して、[カスタム
インストール]ペインで該当するレコードに緑色の○が点灯しているかどうかを確認する必要がある。
そこで、以下の手順でカスタム インストールをレポートに含めるように設定しよう。
- [表示]−[オプション]メニューを選択し、[オプション]ダイアログを開く。
- [オプション]ダイアログの左ペイン[コンピュータ情報レポート」−[未インストールの修正プログラム]を選択する。
- 右ペインの「未インストールの修正プログラムをレポートに含める」「指定した未インストールの修正プログラムをレポートに含める」「未インストールのカスタム
インストールをレポートに含める」の3つにチェックを入れる。
- 下側の修正プログラムのリストにチェックが入っていた場合、[すべてのチェックを外す]ボタンをクリックして、カスタム インストール以外の未インストールの修正プログラムを表示しないようにしておくと、レポートが見やすくなる。
- [OK]ボタンをクリックする。
- [レポート]−[コンピュータ情報レポート]メニューを選択する。
これで、管理対象コンピュータのうち、設定済みのカスタム インストールが未インストールの場合、以下のように表示される。
PC01 Windows 2000 Professional
Service Pack 3 2005/03/04
Custom Fix 業務アプリ01 未インストール |
この機能を応用すれば、インストール済みのアプリケーションのバージョン・チェックなどにも利用できる。その方法については、改めて紹介することにする。
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