■[UE 6.1]ダウンロードした修正プログラムの適用方法
サービスパックなどのファイル・サイズが大きな修正プログラムは、ネットワーク帯域の制限などの理由から、UpdateEXPERTを利用しないで適用するといった運用を行っている場合もあるだろう。このような場合、[ダウンロード]コマンドを利用すると便利なことがある。管理対象コンピュータに対してクエリを実行し、ファイル・サイズの大きなサービスパックやOffice関連の修正プログラムから未適用のものを選択し、UpdateEXPERTコンソールの[展開]−[ダウンロード]メニューを選択する。
ファイルは、マスターエージェントがインストールされている%SystemRoot%\UEAgent\Downloadフォルダ(デフォルト)または[ファイル]−[エージェント]−[設定]−[転送]タブの「ファイルの保存場所」で指定したフォルダに保存される。ただしファイル名は、「0x100007d9」といったように独自のものに変更されてしまう。そこで、事前にこのフォルダ内のファイルを一時的に別のフォルダに移動しておくとよい。そうすれば、その後にダウンロードしたファイルは、すべて先ほどクエリを実行した管理対象コンピュータに適用可能なものに絞り込まれる。あとは、これらのファイルの拡張子を「.exe」に変更し、USBメモリなどを利用して管理対象コンピュータにコピーして実行すればよい。
・UpdateEXPERT TIPS([UE 6.1]修正プログラムの保存先を変更する方法):
http://www.hotfix.jp/archives/uetips/2004/uetips04-33.html
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