■[UE 6.1]修正プログラムのダウンロードの再試行回数を設定する方法
インターネットの接続回線が細かったり、月例修正プログラムのリリース日などでマイクロソフトのダウンロード・センターの反応が鈍くなっていたりした場合、UpdateEXPERTの修正プログラムのダウンロードが失敗してしまうことがある。このような場合、修正プログラムの再試行回数を設定すると、自動的にUpdateEXPERTがリトライを繰り返してくれる。再試行回数の設定は、以下の手順で行う。
- UpdateEXPERT 6.1コンソールの[ファイル]−[エージェント]−[設定]メニューを選択する。
- [エージェントの設定]ダイアログの左側のペインで設定したいエージェントを選択し、右側の[更新]タブをクリックする。すべてのエージェントで同じ設定を行いたい場合は、「設定テンプレート」を選択して、右側の「設定テンプレートを使用する」をチェックする。
- 右側のペインで[インターネット]タブをクリックする。
- 「インターネットFTP接続」の「再試行回数」を2回から10回のうち適当な回数に設定する。また「タイムアウト時間」を初期値の20秒から変更する(最大120秒まで設定可能)。
- [OK]ボタンをクリックし、設定をマスターエージェントに反映する。
[エージェントの設定]ダイアログでは、「インターネットFTP接続」とFTPに関する設定のように見えるが、再試行回数とタイムアウト時間はHTTPによるファイル・ダウンロードでも有効だ。頻繁に修正プログラムのダウンロードに失敗するようならば、タイムアウト時間を少し長くしておくと効果的だ。ダウンロード・センターの反応が鈍くなっているような場合は、再試行回数を増やすとよい。
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