■[UE 6.1]ビルド6192へのアップグレード方法(その2)
コンソールとマスター エージェントが異なるコンピュータにインストールされている場合のビルド6192へのアップグレード方法を解説する。
マスター エージェントをアップグレードするには、必ずビルド6190のマスター エージェントをインストールしたときと同じ手順で行う必要がある。ビルド6190
とビルド6192でインストール手順が異なると、エージェント インストーラがビルド6190 のままアップグレードされなかったり、エージェント インストーラが予期せずインストールされてしまったり、といった現象が発生するので注意が必要だ。
ビルド6190のマスター エージェントをインストールしたときの手順を確認するには、インストール先のコンピュータの[コントロール パネル]−[プログラムの追加と削除]/[アプリケーションの追加と削除]または[プログラムの追加と削除]を開き、「現在インストールされているプログラム」の一覧から以下のプログラム名を探して、判断する。
プログラム名 |
ビルド6190のインストール手順 |
UpdateEXPERT |
セットアップ・プログラムを実行 |
UpdateEXPERT エージェント |
エージェント インストーラを実行 |
まず、UpdateEXPERTコンソールが実行されているコンピュータ上で、コンソールのみをビルド6192にアップグレードする。
- UpdateEXPERTコンソールが起動している場合は終了する。
- UpdateEXPERTがインストールされているコンピュータ上に、あらかじめダウンロードしたUEDL.EXEを展開するか、インストールCDをドライブに挿入する。
- UEDL.EXEの展開先フォルダあるいはインストールCDから、Setup.exeを実行する。
- インストール・ウィザードの指示に従って[次へ]ボタンをクリックする。
コンソールのインストールが終了したら、以下の手順でマスター エージェントのインストールを行う。
■セットアップ・プログラムを実行する場合
セットアップ・プログラムを実行する場合、コンソールと同様、マスター エージェントが起動しているコンピュータ上で、Setup.exeを実行すればよい。あとはウィザードに従って、インストールが完了する。
■エージェント インストーラを実行する場合
- Windowsのプログラム メニューなどからエージェント インストーラを起動する。インストールCDやUEDL.exeに含まれるUEAgentInstaller.exeを直接実行してもよい。
- [エージェント インストール ウィザード]で「リモート」を選択し、アップグレードするコンピュータ名、使用しているポート番号などを入力し、[次へ]ボタンをクリックする。
- 次の画面で「エージェントの再インストール/アップグレード」を選択し、[次へ]ボタンをクリックする。
以上でビルド 6192へのアップグレードは完了する。ビルド6190の設定内容は引き継がれるので、新たに何か設定する必要はない。複数のマスター エージェントを利用している場合は、同様に、ほかのマスター
エージェントもアップグレードしないとコンソールと接続できなくなるので注意が必要だ。
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