■[UE 6.1]管理対象コンピュータにインストールされているOfficeのエディションを確認する方法
UpdateEXPERTでOffice向けの修正プログラムを適用する際、OfficeのエディションごとにインストールCDの内容を保存したネットワーク共有フォルダへのパスを指定する必要がある。これは、Office向けの修正プログラムがインストールCDを要求した際に、この設定したパスをインストールCDのある場所と認識させるためだ。これにより、管理対象コンピュータのCD-ROMドライブにいちいちインストールCDをセットしなくても済むようになっている。
しかしOfficeのエディションごとにパスを指定しなければならないため、管理対象コンピュータにインストールされているOfficeのエディションを正確に把握していないと、エディションの食い違いにより適用時にエラーが発生してしまう。
Officeのエディションを確認するには、まずUpdateEXPERTコンソールの[修正プログラム]ペインの[Officeタブ]を開き、[ネットワーク]ペインで管理対象コンピュータを選択し、[名前]列の見出し部分をクリックして並び変える。あとは太字・下線付きの「Office
……」のうち、○が緑色に点灯しているものを探せばよい。次々と調べたい管理対象コンピュータを選択し、同様に○が緑色に点灯している太字・下線付きの「Office
……」を探す。
Office XPやOffice 2003には、市販のパッケージ版のほか、企業ライセンス向けのエディションも存在し、UpdateEXPERTでは異なる製品として認識されるので注意が必要だ。Office
XP/2003でパスを指定しているにもかかわらず、エラーとなるような場合は、企業版の○が緑色に点灯していないか確認した方がよい。
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