■[UE 6.1]指定時間に管理対象コンピュータを再起動させる方法
UpdateEXPERT 6.1では、[ネットワーク]ペインの管理対象コンピュータを右クリックして表示されるメニューの[再起動]を選択することで、管理対象コンピュータを再起動させることが可能だ。この際、秒単位で遅延時間を指定することにより、最長で約9時間(3万2767秒)の再起動の遅延が可能である。しかしながら、サーバなどを土曜日の夜間に再起動を実行したいといったように時刻を指定したい場合には、この機能は使いにくい。
だがカスタム・インストール機能を利用することで、指定日時に再起動が実行可能なようにできる。その手順は以下のとおりである。
- コンソールの[表示]−[カスタム インストールのみ表示]メニューを選択し、[カスタム インストール]ペインを表示する。
- [カスタム インストール]ペイン上で右クリックを行い、表示されたメニューから[カスタム インストールの作成]メニューを選択する。
- [カスタム インストールの作成]ダイアログの[説明]タブ−「説明」に「指定日時での再起動」といった機能が分かる説明を記述する。この説明が[カスタム
インストール]ペインの「説明」列に表示される。
- [インストール]タブをクリックし、「コマンド」のプルダウン・メニューから[再起動]を選択する。
- [オプション]ボタンをクリックし、表示されたメニューから[追加]を選択する。
- [コンピュータの再起動]ダイアログが表示されるので、「アプリケーションを強制終了」のチェックが付いていることを確認して[OK]ボタンをクリックする。このチェックを外すと、アプリケーションを強制終了が行われないため、開いているアプリケーションが[ファイルの保存]などのダイアログを表示して、指示待ちになってしまうと、再起動の実行が中断されてしまうので注意が必要だ。
- [カスタム インストールの作成]ダイアログの[OK]ボタンをクリックする。
以上で、[カスタム インストール]ペインに「指定日時での再起動」が作成されているはずだ。あとは、管理対象コンピュータを選択し、「指定日時での再起動」を右クリックして表示されるメニューから[インストール]を選択すればよい。[カスタム
インストール]ダイアログが表示され、日時の指定が可能になるはずだ。デフォルトでは「今すぐ」がチェックされているので、日時を指定する場合はこのチェックを外し、カレンダーから年月日を選択し、再起動時間を指定すればよい。
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