■［UE 6.1］Windows OS向け修正プログラムのログ・ファイルが保存される場所
　UpdateEXPERTを利用して修正プログラムを適用した際に、何らかの理由により適用エラーとなった場合、その原因を調べる必要がある。その際、参考になるのが適用時に修正プログラムが記録するログ・ファイルだ。このログ・ファイルを見ることで、何が原因でエラーが起きているのか推測することが可能になる。

　Windows OS向けの修正プログラムのログ・ファイルは、管理対象コンピュータの%SystemRoot%フォルダに修正プログラムのKB番号（サポート技術情報番号）＋.logというファイル名で作成される。例えば、MS07-011の修正プログラムならば、KB番号は「926436」なので、「KB926436.log」というファイル名となる。例外的に「KB<番号>-IE6SP1-<日付>.<時刻>.log」といったファイル名でログが生成されることもあるので、KBの番号でファイル名を検索するのが早いだろう。

　適用したのにログ・ファイルがない場合は、ログ・ファイルを作成する以前に何らかのエラーとなっている可能性があるので、まず修正プログラムが正しくダウンロードできているか、などを確認するとよい。