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■［UE 6.1］ダウンロードした修正プログラムの保存先を変更する方法
UpdateEXPERT 6.1では、ダウンロードした修正プログラムは、%SystemRoot%\UEAgent\Downloadフォルダに保存される。しかし%SystemRoot%ドライブのディスク容量が少ない場合、ほかのドライブに変更しないと空き容量が足りなくなり、修正プログラムがダウンロードできなくなるだけではなく、システムにも悪影響を及ぼしてしまう。そのような場合、以下の手順でダウンロードした修正プログラムの保存先を変更するとよい。
- ［ファイル］−［エージェント］−［設定］メニューを選択する。
- ［エージェントの設定］ダイアログの左ペインにおいて、全エージェントを一括で設定したい場合は［設定テンプレート］を、特定のエージェントのみ設定を変更したい場合はそのエージェントをそれぞれ選択する。特定のエージェントの設定を変更する際には、あらかじめ各タブにある［設定テンプレートを使用する］チェックボックスをオフにすること。
- ［転送] タブの「ファイルの保存場所」に修正プログラムの保存先を入力する。この際、リムーバブル・メディア（a:\など）やネットワーク・パス（z:\や\\Server）を指定するとエラー・メッセージが表示されるので、マスター
エージェントのローカル・ディスク上のNTFSボリュームを指定する。
- 指定した保存先（例えば d:\UE）に、downloadフォルダが作成され、ここが新しいダウンロードした修正プログラムの保存先となる。
- 新しいダウンロード先を有効にするには、マスター エージェントをいったん停止してから開始する必要がある。それには以下のコマンドをマスター エージェント上で順番に実行する。ueagentサービスを停止するとコンソールとの接続が切れ、マスター
エージェントを選択するダイアログが表示されるので注意すること。
net stop ueagent
net start ueagent |
- 以前にダウンロードしてあったファイルを、新しい保存場所に移動して利用するために修正プログラムを、新しい保存先にコピーする。
xcopy %SystemRoot%\ueagent\download\*.* ＜新しい保存先フォルダ名＞\download\
/S /E /V /R /H |
これで、新しい保存先に変更され、既にダウンロードした修正プログラムも保持される。ダウンロードしてあったファイルをコピーすることで、新しい保存先に変更しても、UpdateEXPERTの［修正プログラム］ペインにはファイルがダウンロード済みであることを示す「青色のフロッピーディスク」が表示されるはずだ。表示されない場合は、コンソールをいったん終了してから起動し直すとよい。
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