■[UE 6.1]リーフ エージェントへのデータ転送に利用するネットワークの同時接続数を制限する方法
ネットワーク帯域が制限される環境にリーフ エージェントがインストールされている場合、UpdateEXPERTを利用して修正プログラムの適用を実行すると、帯域不足によりコンピュータの運用に支障をきたすことがある。このような場合、マスター
エージェントからリーフ エージェントへのデータ転送に利用するネットワークの同時接続数を制限するとよい。
同時接続数を制限するには、リーフ エージェントが接続しているマスター エージェントにコンソールを接続し、コンソールの[ファイル]−[エージェント]−[設定]メニューを選択し、[エージェントの設定]ダイアログ左側のツリーの「設定テンプレート」もしくはマスター
エージェントを選び、その[転送]タブで設定を行う。「マスター エージェント」の「同時に実行する転送数」をデフォルトの「10」から「2」などに下げればよい。これで、UpdateEXPERTが利用する同時接続数が制限されることで、ネットワーク帯域を抑えることができる。ただ、あまり制限するとリーフ
エージェントの台数が多い場合に、データ転送が完了するまでの時間がかかるようになるので注意が必要だ。マスターエージェントとリーフ エージェント間のネットワーク帯域やリーフ
エージェントの台数を考慮して、この値を決めるとよい。 |