■[UE 6.1]Java Runtime Environmentが最新バージョンかどうかを確認する方法
Microsoft Java Virtual Machineのサポートが2007年12月31日で終了したことから、多くのコンピュータでいわゆるSun Java(Java
Runtime Environment:JRE)が今後もインストールされていくことになるだろう。JREに関する脆弱性も、たびたび報告されており、アップデートがリリースされている。またJREは広く普及していることもあり、脆弱性が攻撃に悪用されるケースも多い。一方で、リモートでバージョンを簡単に確認する手段が提供されていないことから、脆弱性の残ったバージョンを利用していても、管理者が気付かないことがある。
UpdateEXPERTのカスタム インストール機能を利用すれば、最新かどうかを簡単に確認することが可能だ。
UpdateEXPERTのコンソールの[表示]−[カスタム インストールのみ表示]メニューを選択し、[修正プログラム]ペインを[カスタム インストール]ペインに変更する。このペイン上で右クリックを行い、メニューから[カスタムインストールの作成]を選択する。
[カスタム インストールの作成]ダイアログの各項目には、以下の内容を入力する。
入力フィールド |
記述内容 |
[説明]タブ−説明 |
JRE Version |
[検出]タブ−種類 |
レジストリ |
[検出]タブ−検出コマンド−レジストリ ハイブ |
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\
JavaSoft\Java Runtime Environment\ |
[検出]タブ−検出コマンド−値の名前 |
BrowserJavaVersion |
[検出]タブ−検出コマンド−演算子 |
= |
[検出]タブ−検出コマンド−値 |
1.6.0_03 |
この際、[検出]タブ−検出コマンド−値は、最新版にアップデートしたローカル・コンピュータのレジストリ値を調べて、そのバージョン番号を入力しておく。これで、クエリを実行して、「JRE
Version」の前の●アイコンがグリーンに点灯すれば、最新のバージョンがインストールされていることになる。 |