■[UE 6.1]管理対象コンピュータがクエリできなくなった場合の対処方法
UpdateEXPERTでは、Windowsネットワークの機能を利用して、管理対象コンピュータを列挙したり、クエリしたりしている。そのため、ネットワーク設定の変更などによって、これまでクエリできていた管理対象コンピュータが突然、[ネットワーク]ペインで見えなくなったり、クエリに失敗したりすることがある。
そのような場合、以下のUpdateEXPERTサポート情報を参考に、管理対象コンピュータがUpdateEXPERTで管理可能な条件を満たしているかどうか再確認するとよい。特に、UpdateEXPERTで設定した管理者権限で、管理対象コンピュータのレジストリなどにアクセス可能かどうかを確認したい。
場合によっては、管理対象コンピュータの名前解決に失敗していることもあるので、クエリできなくなった管理対象コンピュータのIPアドレスを指定して、クエリを実行してみるとよい。具体的には、コンソールで[ネットワーク]−[コンピュータの追加]を選択して、「追加するコンピュータ名またはIPアドレス」にIPアドレスを指定し、追加されたコンピュータをクエリする。IPアドレスで、目的の管理対象コンピュータがクエリできた場合は、何らかの理由によりWindowsネットワークの名前解決がおかしくなっているので、DNSサーバやWINSサーバなどのキャッシュをクリアするなどすることで解決できる可能性がある。
それまでクエリできていた管理対象コンピュータが、クエリに失敗するようになった場合、Windowsネットワークもしくは管理対象コンピュータのセキュリティ設定などが原因となっていることが多い。特にネットワーク管理者が別にいる場合は、知らない間にセキュリティ強化などを目的とした設定変更が行われ、クエリできなくなることがあるので、ネットワークの設定などを確認した方がよい。
・UpdateEXPERTサポート情報(管理対象コンピュータの必要条件):
http://www.updatecorp.co.jp/products/support/updateexpert6/uekb/uekb00000024.html
・UpdateEXPERTサポート情報(セキュリティ製品を導入している環境で UpdateEXPERT 6.1 を利用する際の注意点):
http://www.updatecorp.co.jp/products/support/updateexpert6/uekb/uekb00000301.html
・UpdateEXPERTサポート情報(ワークグループ ネットワークのコンピュータを UpdateEXPERT で管理する方法):
http://www.updatecorp.co.jp/products/support/updateexpert6/uekb/uekb00000165.html |