■EXEパッカー(EXE packer)
実行ファイル(EXEファイル)を実行可能な状態で圧縮するツール。「実行ファイル圧縮ソフトウェア」とも呼ばれる。
EXEパッカーで圧縮した実行ファイルは、実行時にメモリ内でオリジナルの実行ファイルに展開された後、そのファイルに制御が受け渡されてオリジナル・ファイルの実行が行われる。
EXEパッカーによっては、ファイルを圧縮する際に暗号化できる。このように暗号化後に圧縮された実行ファイルは、ウイルス対策ソフトウェアで検出されないことがある。そのため、トロイの木馬などのマルウェアに悪用されることがある。
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