■F5アタック(F5 attack)
DoS攻撃の手法の1種。
Webブラウザのリロード機能を悪用し、Webサーバに対してリロードを繰り返し要求することで、負荷を高める攻撃手法のこと。Webブラウザの多くが、F5(ファンクション5)キーをリロード機能に割り当てていることから、F5アタックと呼ばれる。
単にF5を連打するだけで、アクセスしているWebサーバに対して攻撃が実行可能なことから、特定の企業や団体に対して抗議する目的で、掲示板などで示し合わせて多人数によって攻撃を実行するといったケースが多い。F5を連打するだけであるため、攻撃者の攻撃を実行している意識が薄いことも特徴である。
最近では、ネットワーク回線の帯域が増えており、Webサーバの性能も向上したことから、少人数によるF5アタックではWebサーバがサービス拒否に陥ることはなくなってきている。 |