■オンラインマーク(OST認証マーク)
オンライン・ショップ事業者の実在性と通信販売に関する法令などを守っていることを認証する制度。社団法人日本通信販売協会と日本商工会議所により運営されている。
オンラインマーク(Online Shopping Trustマーク)は、インターネットを利用して消費者向けの通信販売を行っている日本国内に存在する1年以上の活動歴がある事業者を対象に、事業者が実在していること、通信販売の法令などを遵守していることを、オンラインマーク認定機関が認証した際に付与されるマークである。
認証機関は、申請があると、事業者を訪問調査して「実在する事業者」が運営しているホームページであること、ホームページの掲載内容が、特定商取引法(旧
訪問販売法)や景品表示法などが定めるルールを守っているかを確認し、認証を行う。認証を受けると、事業者は、ホームページ上にオンラインマークを表示することが可能になる。
消費者は、事業者のホームページ上のオンラインマークをクリックすることで、以下の情報が確認できる。
- オンラインマーク制度の概要
- 事業者の名称、住所、電話番号、代表者名など
- 相談窓口の連絡先
- 認定したURL
- 認定番号
- オンラインマーク認定機関名
ただしオンラインマークは、販売されている商品やサービスなどの品質や内容、売買契約内容などを保証するものではない。オンラインマークが表示されていても、粗悪品が販売されているケースもあるので注意が必要だ。 |