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HotFix Report
/UpdateEXPERT TIPS/

■[UE 6.1]リーフ エージェントをローカルでインストールする方法
 UE TIPS「[UE 6.1]リーフ エージェントをネットワーク経由でインストール方法」で解説したように、リーフ エージェントはネットワークを経由してインストールすることが可能だ。しかしその際には、経路のファイアウォールなどの設定を変更しなければならない場合がある。ファイアウォールの設定が変更できない場合、リーフ エージェントのインストーラを管理対象コンピュータ上で実行することで、ローカル・インストールが行える。

 具体的には、UpdateEXPERTのインストール・ディスクまたはインストール先(デフォルトでは、%ProgramFiles%\St Bernard Software\UpdateEXPERT\)フォルダのAgentInstallerフォルダをまるごとリムーバブル・メディアなどにコピーする。容量は約19.5Mbytesなので、USBメモリなどを使うとよいだろう。コピーしたメディアをインストールしたい管理対象コンピュータ上にセットして、フォルダ内の「UEAgentInstaller.exe」を実行すればよい。この際、ローカル・コンピュータの管理者権限でインストールを実行する必要がある。あとは「[UE 6.1]リーフ エージェントをネットワーク経由でインストール方法」と同様、マスター エージェントの情報などをウィザードに入力していく。

 ワークグループ・ネットワークなどでマスター エージェントに対する管理者権限がない場合、インストール途中でマスター エージェントに対する管理者権限を持つアカウントの入力が求められることがある。ここでは、接続先となるマスター エージェントがインストールされたコンピュータの管理者権限を持つアカウントとパスワードを入力する。

 インストールが完了したら、コンソール上の管理対象コンピュータ名のアイコンが人の顔が付いたものに変わっているはずだ。あとはクエリを実行してみればよい。もしクエリでエラーが発生した場合は、管理対象コンピュータまたはネットワーク上のファイアウォールで、マスター エージェントとリーフ エージェントの接続に利用するポート(デフォルトは9968)が開いているか確認しよう。それでもエラーがでるような場合は、管理対象コンピュータのファイアウォールを一度無効にしてクエリが実行できることを確認後、余計なポートを閉じると接続できるようになることがある。

 なおリーフ エージェントの利用には、環境の整備が必要となるため、アップデートテクノロジーでは、リーフ エージェントについては原則としてサポートの対象外としている。リーフ エージェントを導入する際は、事前に十分な検討やテストを行った上で作業を開始してほしい。

・UE TIPS([UE 6.1]リーフ エージェントをネットワーク経由でインストール方法):
http://www.hotfix.jp/archives/uetips/2005/uetips05-19.html

 
 
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